当サイト名の由来について

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当サイト名の由来について

本サイトを開設してより2年近くになりました。本日時点でトップページに17,000以上のアクセスがあり、またGoogleアナリティクスの解析によると毎月4~5,000のアクセスがあるのと事です(アクセスカウンタとの差はよく分かりません)。

トップページに「旧春日井郡内に鎮座する神社の由緒、映像、写真、また郷土史の考察等をご紹介」と書きながら行事のお知らせ程度しかしてこなかったので、今後は月に一度程度、そう言った事をコラムとして記していきたいと考えています。

先ず初回として、本サイトの名称「東春神社考」について記したいと思います。

本サイトは、当職が宮司を務める12社の神社のご案内で、特定神社を中心としているわけではなく、また鎮座地も小牧市と春日井市とに分かれています。故に「八幡社公式サイト」や「神明神社公式サイト」と言うのは正しくありませんし、また一部の神社を除くとよくある神社名です。そうすると、「〇〇神社と検索してください」等と伝えても、恐らく検索の上位に引っ掛かってきません。そこで、この辺りの旧郡名であり、小牧市・春日井市、また自分の居住地である瀬戸市も内包する「東春日井郡」の略称である「東春」に、昔の書物でよく見られた「~考」(尾張国神社考、本朝神社考、尾張国地名考など)を付け、「東春神社考‐旧東春日井郡鎮座ノ神社ニ関スル考察‐」としました。これなら、検索サイトでも他の候補がほぼ出てきません。旧東春日井郡と対(明治13年に春日井郡を東西に分割)になる西春日井郡では「西春」と言う言葉が良く使われていますが、現在旧東春日井郡内で「東春」と言う名称は、一般に「東春信用金庫」くらいしか思い浮かばれないのではないでしょうか。此方も「東春日井郡を中心とした信金」と言う意味かと思います。

因みに、愛知県内の神社本庁包括下神社では県下に34の神社庁支部を組織していますが、その中で瀬戸市(旧愛智郡地域を除く)、尾張旭市、守山区の神社で組織する支部として「東春支部」があります。当職所管の神社は全て春日部支部(小牧市・春日井市)所属で、その名称は律令制における当地の郡名「春日部郡(又は春部郡)」に由来しますが、此方の名称は埼玉県の春日部と勘違いするかと思い、サイト名とはしませんでした。江戸時代以前の当地の名称である「春日井郡」も、今となっては特定自治体の名称としてのイメージが強いし…と、色々と考えた結果がこのサイト名です。

ところで、ホームページをご覧になってお電話を頂く際は「〇〇(地名)の△△神社について聞きたい」等お伝えください。「東春神社考さんですか?」と言われても微妙ですし、また八幡社だけで3社あり、地名+神社名をお伝えいただくのが一番スムースかと思います。

次回は「神社」の定義や、自分で納得のいくまでその神社を調べたい時の方法を記したいと思います(11月公開予定)。