注連縄等を神社に納めることについて~ひとりでできるとんど次第付~

本文まで移動する
新着情報

注連縄等を神社に納めることについて~ひとりでできるとんど次第付~

「宗教法人と神社、またその調べ方」については2月とし、今回は標題の件につき思う所を記します。

年明け、概ね1月中旬頃までに、お正月飾り…注連縄や門松を神社にお持ちになる方が多く、当職所管の神社でも古札入れのかごの中に多く見受けられます。
近年著名な神社では、注連縄等の正月飾りの受け取りを断る神社が増えています。藁や神等の天然由来の可燃性のものとプラスチックが混在している、そうでなくても昨今は神社で燃やせない、量が多すぎて処理に莫大な費用が掛かる…等が理由かと思います。

しかし、そもそもの問題として、正月飾りは「神社が授与したもの」では無いのです。

写真は、1月15日現在のある神社の焼却炉と古い正月飾り、御札等です。

凡そ5割が正月飾り、2割が鏡餅のパックや紙製三方、1割がポチ袋や財布など、御札や御守は2割程度でしょうか。この中で、本来神社で受け入れるものは、最後の御守御札のみです。プラスチックの鉢に、土が入ったままの門松もあります。
以前…昭和後期くらいまでであれば、郊外では正月飾りは集落単位で集まって焼いたものと思います。それが民俗行事としての「とんど」(または「どんと」「とんと」とも)です。それが現在では火気の取り扱い、煙の問題、高齢化等で行われなくなり、さりとてゴミとして捨てるのは…との感情から、そういったものが神社に集まるようになったのではないかと考えます。
勿論、「左義長」と言うとんどを神事化した行事を行う神社も多いですが、上述のような問題点により、なんでも受け入れているわけではありません。また、写真から分かるように、当社には昔の小学校にあったような立派な焼却炉はありません。この量を焚き上げするだけでも、結構な時間が掛かります。そもそもの問題として、スーパーで売っているものを、何故神社で(置いていかれて溜まるから)燃やさなければならないのか…と思う次第です。

…色々と言いたい事はありますが結局愚痴のようになってしまうので、以下に、一人でできるとんどの方法を記載します。

・写真の様な、簡易コンロを用意(火が広がらないように)
・(粗)塩等をふり、一礼
・着火
・お好みで餅等を焼く

写真のものは、ダイソーで各100円、合計220円(税込)です。また、今回は着火剤を使用していますが、火気の取り扱いには注意しましょう。
尚、鏡餅のパック等はこの程度の火では燃えません。ただのゴミなので、自治体の回収日に出してください。

次回(2月)こそ、宗教法人と神社、またその調べ方について記します。